予算が下りない時代のミキシング、マスタリングの未来について | Studio Onett

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18.06.2(土)予算が下りない時代のミキシング、マスタリングの未来について

こんにちは。StudioOnett 佐藤です。

 

昨今では音楽業界衰退の余波をうけて一人で様々な役割をこなせる人材が求められています。

レコーディングなどは生音の関係上スタジオをおさえる予算が下りることはあります。

が、ミキシング・マスタリングは作曲された当人もしくは一人のエンジニアで完結してください、といったお話が多いのではないでしょうか。

事実ぼくも一人でミキシングからマスタリング(厳密には一曲完パケなのでプリマスタリング)を行うことが増えてきました。

今回はそんなこれからの時代の音楽制作について考えてみたいと思います。

 

そもそも何故ミキシング、マスタリングを外部委託するのか?

現在活動されているコンポーザーさん(特にインディーズ・同人界隈の方)は作曲から完パケまで全て自分でやりたい、という方が圧倒的に多いと思います。

「自分が作った作品なのだから自分が一番よくわかっている」「自分が一番表現できる」というのは誰もが辿り着く当たり前の答えの一つだと思います。

そして何より作品とは「自分の子供」のようなものです。自分の子供を旅立つまで見届けたい。当然の欲求ではないでしょうか。

そんな大切な子供を外部委託で旅をさせるマイノリティなコンポーザーさんが何故存在しているのか?考えていってみましょう。

 

ミキシング・マスタリングがめんどうくさいから

これは半分ネタです笑。

しかしマイノリティ中のマイノリティの中には稀にこういった方もいらっしゃいます(希少種)

これをぼくは作品に対する「手抜き」だとは決して思いません。

工程を効率化し生産性をあげる。より多くの作品をファンの方に届ける。

よーく考えてみると非常に効率的なアプローチだと思いませんか?

よって僕はこの考え方は全然ありだと思います。

 

楽曲のサウンドにそのエンジニアの色が欲しいから

これはミキシング・マスタリングを一度でも外部委託したことある人しかわからない感覚だと思います。

例えばStudioOnettサウンドでよく形容して頂けるのが、「透明感がある」「臨場感がある」といったお声を頂くことが多いです。

そしてここでご説明しなければならないのが、そもそも古くからの伝統として「何故ミキシングとマスタリングではエンジニアを分けるのか?」というお話です。

複雑な説明は省くとしてマスタリングとは「楽曲制作における一番最後のスパイス」です。実はこの「スパイス」。とてもとても大事なものなのです。

楽曲とはCDになる時、動画として投稿されて羽ばたく時、一番最後の工程がマスタリングなのだということは皆さんご存知かと思います。

つまりはマスタリングエンジニアのさじ加減一つ。音圧調整や音像調整、周波数トリートメントなどによって楽曲はガラリと色を変えます。

ミキシングで1だったものをマスタリングエンジニアに託して10で返ってくることもあります。逆をいえばミキシングで1だったものを-100にすることも全てマスタリングエンジニアのさじ加減一つです。

 

ミキシング・マスタリングを自分一人でこなしてきて見えてきたメリット

これは経験則にはなってしまうのですが「最終型を鮮明に想像しながらミキシングできる」ということでした。

「ミキシングでは重心を下にしてマスタリング段でまとめて空気感を足してあげよう」

「ミキシングはほぼ理想形になったんだけど、ここだけミキシングではなくマスタリングで持ち上げたい」

こういった事が出来るということに気付いたのです。

ミキシングというのはそもそもゴールがありません。時間をかけようと思えばいくらでもかけれます。かといって時間をかけすぎてしまうと楽曲を最初に聴いた時のインスピレーションが失われてしまうと僕は考えています。

これをマスタリングの最終型を自分で担当するというヴィジョンがあれば、「ミキシングでここまで鳴ってればOK」という仮のゴールラインを作ることに成功しました。

これがぼくが考えるミキシング・マスタリングを一人で担当するメリットです。

 

最後に

そんなスパイスを求めて「マスタリング誰かに頼みたいな…」と思うことは多々あります笑

ただ、本当に信頼できるマスタリングエンジニアさんとなるとサイデ○マスタリングさんやバー○ー・グランドマンさんなど予算的に少し厳しいです笑。

もしこの記事をご覧になって「マスタリングならまかせろ!俺の右に出るものはいねぇ!!!」という方いらっしゃいましたら是非ご連絡下さい。ご一緒しましょう笑。

 

ではまた

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